脱毛の用語集

脱毛用語集について脱毛サロンやクリニックでは、医療用語や専門用語が使われます。
施術説明やカウンセリングのときに耳にする機会の多いこれらの言葉、いちいち聞くのも面倒だし、となんとなく分かった気になっていませんか?

専門店やクリニックでの脱毛は肌トラブルや契約トラブルが起こる可能性もあり、わからないことは曖昧なままにしてはいけません。
多少面倒でも、不安や疑問があればじっくり確認しておきましょう。

また、家庭用脱毛機器や通販での脱毛アイテムの購入時にも、注意が必要です。
わからない用語はきちんと調べ、トラブルに巻き込まれないよう心がけたいですね。

今さら人に聞けない、またはわざわざ聞くのが面倒、という専門用語の数々。
特に脱毛に関する言葉にしぼってまとめましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

用語を知っておけば、施術中の疑問や不安も解消され、ムダ毛と一緒にもやもやもスッキリ。
こちらの用語集を使って脱毛用語に詳しくなりましょう!

脱毛の用語集【あ行】

脱毛の用語集【あ行】

IPL脱毛

「インテンス・パルス・ライト」を略して「IPL」と呼び、光を使った脱毛方法の一つです。
一度に広範囲を処理でき、エステサロンで多く使われる方法です。
メラニン色素に効果を発揮する独自のパルスライトを使用するので、痛みや熱さが比較的抑えられ、より安全だといわれています。

Iライン

足の付け根から性器のまわりの、Iの形にそった部分のことをいいます。
性器サイドという言い方もあります。
Iラインでアンダーヘアを脱毛すると生理時の不快感を軽減でき、若い女性を中心に人気となっています。

アンダーヘアー

陰毛ともいいます。
脱毛サロンではVIOのラインにそって部位を分け、それぞれに脱毛処理することが可能となっています。
海外ではアンダーヘアーの脱毛が身だしなみの一つなので、他の体毛よりもしっかりとケアされることが多くなっています。

医療レーザー

医療機関のみで使用できる、出力の高いレーザーです。
医療レーザーを使った脱毛では、毛根と毛根周囲の毛包を破壊します。
半永久的な脱毛効果が期待できる上、医療資格を持った人しか施術できないので安心です。

打ちもれ

医療脱毛で、レーザーが当たっていない部分のことです。
クリニックによっては、打ちもれがあった場合は再度レーザーをあててくれるところもあるので、もし打ちもれがあった場合は確認しましょう。

産毛

細くて柔らかく、色合いも薄い赤ちゃんのような毛です。
レーザーや光脱毛では処理しにくく、自分で処理する人が多いようです。

埋もれ毛

埋没毛ともいいます。
ムダ毛を抜いたり剃ったりした後、皮膚の中で丸まって生えてしまった毛のことです。
そのままにしておくと黒ずんで見えたり、光脱毛の効果が出なかったりするので、スクラブなどでケアしましょう。

永久脱毛

毛が発生・成長する源を処理することで、再び毛が生えてくるのを防ぐことをいいます。
一定の定義はありませんが、脱毛施術完了後に数年経っても自己処理の必要がないことが目安となっています。
ニードル脱毛や医療レーザー脱毛といった方法があります。

Oライン

お尻、特に肛門周囲のOの形にそったラインです。
「ヒップ奥」といった表現をされることもあります。
下着や水着を着る時に気になる部分なので、Iラインとセットで脱毛する人が多いようです。
脱毛時に痛みが強い部分でもあります。

脱毛の用語集【か行】

脱毛の用語集【か行】

回数保証

サロンに通う回数を保証するという契約の仕方です。
以前は年間保証という期間契約が主流でしたが、回数保証では期間を限定せず回数で通えるので安心です。

カウンセリング

エステサロンや医療機関での脱毛時には、必ずカウンセリングが行われます。
要望や予算、体質や気になることなどについて相談、説明をします。

角化

肌の奥のほうで作られた新しい表皮細胞が、新陳代謝により徐々に押し上げられ、表面に達し、最終的に角片として剥がれ落ちていく現象のことをいいます。
毛が成長し、いずれ抜け落ちていくのも角化によるものです。

家庭用脱毛器

剃る、抜く、光脱毛など、自宅で手軽に脱毛処理ができる機械です。
最近では高性能な物が多くなり、肌質や用途によってさまざまな種類を選ぶことができます。
自宅での脱毛では、処理後のケアも重要となります。

か皮

いわゆるカサブタのことで、通常の肌の回復過程になります。
電気脱毛後は、毛穴部分にカサブタができ、これを「か皮」と呼びます。

キャンセル料

サロンやクリニックでは、予約をキャンセルするとキャンセル料を取られることもあります。
キャンペーン料金で安く契約しても、キャンセル料は正規料金で支払うといったケースもあり、トラブルになりやすい項目です。
契約時にしっかり確認しておきましょう。

キャンペーン

多くのエステサロンでは、初回料金を割り引くなどのキャンペーンを行っています。
脱毛したい部位ごとにコースを選べたり、契約を即決すると格安で施術を受けられたりと、内容はさまざまです。
一見お得に思えますが、キャンペーンだからと焦って契約しないようにしましょう。

休止期

毛が抜け落ちた後、毛穴に次の毛が種のように待機している時期をいいます。
しばらくの間、毛は再生してきません。

クリニック

クリニックでの脱毛は、レーザーを使った「医療脱毛」と呼ばれます。
医師による施術となり、エステでの脱毛より効果が高い一方、痛みや肌トラブルが起こる可能性もあります。
クリニックでは、薬を処方してもらうことができます。

減毛

脱毛処理により、再生する毛の量を元の量より減らすことをいいます。
サロン脱毛で使われるフラッシュ脱毛は減毛目的のことが多く、処理後時間がたつと再び毛が生えてくることがあります。

高周波脱毛

毛に高周波をあて、毛穴の奥まで作用することでムダ毛を抜く脱毛方法です。
肌表面を傷つけずに脱毛でき、家庭用脱毛器にも取り入れられています。
使用感や脱毛効果には個人差があり、効果が持続しにくいという特徴があります。

ゴーグル

光脱毛を行うときは、ゴーグルを身につけます。
脱毛に使われる光は直視すると目に良くないので、しっかり装着する必要があります。

脱毛の用語集【さ行】

脱毛の用語集【さ行】

CPE

永久脱毛士国際認定資格のことです。
アメリカ電気脱毛協会に管理され、全世界で高い信頼性を誇る資格となっています。
CPEマークのあるサロンには有資格者がいますので、安心の脱毛サービスを受けられるかどうかの判断目安にもなります。

シェービング

カミソリで毛を剃る方法です。
処理後の毛の再生は早く、肌を傷つけたりカミソリ負けすることもあります。

色素沈着

肌が傷ついたとき、メラニンなどの色素が溜まりその部分が黒ずんでしまうことです。
日焼けや自己処理によるダメージが原因で起こりやすくなります。

自己処理

自分でムダ毛を処理することをいいます。
カミソリや毛抜き、ワックスなどの脱毛剤を使うなど、方法はさまざまです。
手軽にできる反面、肌トラブルを起こしたり頻繁に処理しないといけないなど、デメリットも多くなります。

ジュール

光脱毛の照射エネルギーを表す単位です。
肌の色や痛みの度合いにより、ジュールを調整します。

ショートウェーブ

電気脱毛方法の種類の一つです。
こちらの方法では電気を流す時間が短く、比較的痛みも少なくなっているので人気の方法です。

成長期

毛周期の中で、毛が成長して外に出ようとする期間をいいます。
この期間に脱毛処理をするとより効果的です。

絶縁針

針脱毛で使われる、特別な加工をした針のことです。
通電しての脱毛になるので、感電や火傷の危険を防ぐため、針先以外を絶縁体で覆ってあります。

全身脱毛

全身の主なムダ毛を脱毛することです。
部分ごとに脱毛するとお金がかかるので、全身脱毛コースを設定しているサロンも多くあります。
全身脱毛に含まれる部位はサロンによって異なるので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

脱毛の用語集【た行】

脱毛の用語集【た行】

ダイオードレーザー

サロンなどで使われるレーザーの一種で、日本人の脱毛に適した方法だといわれています。
火傷のリスクが少なく、安全で脱毛効果が高いとされています。

退行期

毛の育成が止まり、毛根が小さくなっていく期間です。
その後、休止期に移行します。

脱毛クリーム

除毛剤を配合したクリームで、特殊な化学反応によりムダ毛を溶かして処理します。
短時間で処理でき、痛みも少なく扱いやすいので人気ですが、脱毛効果は長続きしません。

脱毛テープ

粘着性のあるテープをはって剥がすことで、ムダ毛を抜くものです。
毛根に近い場所から毛を抜くことができ、広範囲を一気に処理できる一方、痛みが強く肌へのダメージも大きくなります。

脱毛ワックス

肌に塗布し、毛を固めて抜くタイプの脱毛剤です。
温めてから使うタイプのものもあります。
痛みが強い傾向にありますが、毛の再生が少なくなる効果もあります。

脱色

市販の脱色剤でムダ毛の色素を抜き、見た目を目立たなくする方法です。
毛そのものは生えたままですが、痛みもなく手軽なので、根強い人気があります。

都度払い

脱毛のための施術を受ける度に、そのときの料金のみを払う方法です。
契約時にまとまったお金を用意する必要がなく、脱毛効果に合わせて残りの回数を調整できるので便利です。

テスト脱毛

多くのサロンでは、テスト脱毛を取り入れています。
脱毛時の痛みを耐えられるか、施術内容に納得できるかなど、契約後のトラブルを防ぐためにもテスト脱毛を受けておきましょう。

デリケートゾーン

VIOラインともいい、ハイジニーナと呼ばれることもあります。
デリケートゾーンの自己処理は難しく、肌トラブルが起こりやすくなるので、専門のお店やクリニックで脱毛することをおすすめします。

電気脱毛

針脱毛(ニードル脱毛)のことです。

電気針

針脱毛用の針のことで、絶縁針とも呼ばれます。

ドクターサポート

ドクターサポートを導入しているサロンでは、肌トラブルが生じた場合、専門医によるケアを受けられます。
脱毛処理後、万が一異常が起きても安心です。

トリートメント

脱毛エステでは、「お手入れ」の意味で使われ、施術を指します。
「腕のトリートメント」といったように使われます。

脱毛の用語集【な行】

脱毛の用語集【な行】

ニードル脱毛

電気脱毛の一つで、毛穴にニードルをさし込み、毛根に電気刺激を与えて脱毛する方法です。
医療レーザー脱毛や光脱毛より歴史が長く、永久脱毛の方法として広く普及してきました。
使用する針はチタン加工やゴールド加工がなされ、金属アレルギー対策がされています。
脱毛時の痛みが強く、ニードルを差し込むときに肌を傷つけるリスクがあります。
また、毛を一本ずつ処理していくため時間がかかり、通院回数も増えるというデメリットがあります。
しかし脱毛効果は高く、永久的に効果が持続するといわれています。
現在では、医療レーザー脱毛や光脱毛に取って代わられつつあります。

熱感

レーザーやフラッシュでの脱毛時、光の照射による照射部位の発熱のことをいいます。
機器の出力や肌のメラニン量によって差があるものの、光が当たった瞬間に刺激を感じたり、処置後にほてりを感じることが多いようです。
ジェルパックなどで冷却することで、発熱に加え色素沈着も抑えられます。

年間保証

保証されている年間(例えば2年間とか、3年間など)は、追加料金なしで何度でも通える、という保証のことをいいます。
光脱毛は完了までに時間がかかるので、年単位で通えるコース設定をしているサロンが多くなっています。
しかし年間保証の期間を過ぎると、脱毛回数が残っていても施術を受けられない場合があり、契約する時にしっかり確認しておく必要があります。

脱毛の用語集【は行】

脱毛の用語集【は行】

ハイジニーナ

アンダーヘアを脱毛している女性のことをいいます。
海外では一般的ですが、近年日本でもハイジニーナ人口は増えているようです。

パッチテスト

薬剤や施術によるアレルギー反応の有無を調べるため行う検査のことです。
皮膚の目立たない場所に薬剤を塗り、反応を調べます。
脱毛施術前に無料で行われることがほとんどです。

ハンドピース

サロンなどで使われる光脱毛機器の先端部分の名前です。
家庭用脱毛器の持ち手部分も、同様に呼ばれます。

光脱毛

強い光を照射して毛根と毛包を焼き、発毛させなくする脱毛方法です。
IPL、フラッシュ、プラズマなどの種類があり、脱毛サロンで多く取り入れられています。
費用が安く痛みも少ないので、人気となっています。

ビキニライン

アンダーヘアが生えている範囲のうち、水着や下着で隠れない部分を指します。

非熱式脱毛

大豆イソフラボンを利用した脱毛方法です。
独自のローションを肌に塗りオゾンをあてるというやり方で、火傷の心配もなく傷みもありません。
効果には非常に個人差があり、即効性はありません。

Vライン

両足の付け根のVの字のラインをいいます。

フラッシュ脱毛

IPL脱毛とも呼ばれます。
一瞬の光を照射して発毛組織を破壊して脱毛する方法です。

脱毛の用語集【ま行】

脱毛の用語集【ま行】

埋没毛

埋もれ毛ともいいます。
自己処理によるダメージが原因で毛穴がふさがり、生えてきた毛が皮膚内に閉じ込められている状態です。
悪化すると毛膿炎などの炎症を引き起こします。

メラニン色素

細胞内で作られる色素の一つで、黒や茶色の色素です。
日焼けや肌へのダメージで増加し、溜まると肌の黒ずみの原因となります。

メンズ脱毛

男性用に特化した脱毛で、ひげやすね毛などの濃く太い毛に対応した脱毛となっています。

毛幹

毛根を除いた、毛先までの部分をいいます。
一般的に、肌の表面から出ている毛全体を指します。

毛根

毛の根元部分のことです。
毛根まで作用する脱毛方法は効果が高く、持続性があります。

毛周期

ヘアサイクルという言い方をすることもあります。
毛が生えてから抜け、また生えてくるまでの成長サイクルです。
成長期・退行期・休止期の3つからなり、脱毛に適した時期とそうでない時期があります。
それぞれの毛や生えている部位によってサイクルの長さは異なります。

毛膿炎(もうのうえん)

毛穴にばい菌が入り、炎症を起こしている状態です。
自己処理で肌が傷ついていると起こりやすくなり、赤みやはれ、化膿などの症状と痛みを感じます。
多くは自然に治りますが、悪化し

脱毛の用語集【や行】

脱毛の用語集【や行】

抑毛

毛根の成長活動を抑制し、毛を薄くし、抜けやすくすることです。
抑毛成分の入ったローションを塗るなどの方法があります。
肌には優しいのですが、脱毛効果はあまり高くありません。

抑毛ローション

肌に浸透させるだけで抑毛効果があるローションです。
豆乳ローションと呼ばれることもあります。
女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンを配合しており、ムダ毛を成長させる男性ホルモンを抑制します。
痛みがなく、肌への負担もないので非常に安全ですが、効果が出るまでには時間がかかり、効果を感じられないという人も少なくありません。
産毛や細い毛の抑毛や、とにかく初期費用を抑えたい人、エステには行きたくないという人にはおすすめの方法です。
ただし、抑毛ローションの使用をやめると効果もなくなり、ムダ毛の状態は元に戻ってしまいます。

脱毛の用語集【ら行】

脱毛の用語集【ら行】

冷却ジェル

フラッシュ脱毛や医療レーザー脱毛を行うときは、施術前に冷却ジェルを肌に塗布してから光を照射します。
光脱毛の熱から肌を守るためと、冷却・保湿の効果があります。
サロンによっては、冷却の必要がない脱毛機器を導入しているところもあり、ジェルではなくアイスノンのような保冷剤を使用するところもあります。

医療レーザー脱毛

メラニン(黒い色素)に反応するレーザーを照射し、毛根を破壊して脱毛する方法です。
医療行為に当たるので、専門の医師がいる医療機関でないと施術できません。
フラッシュ脱毛より出力が大きく、永久脱毛も可能です。
使われるレーザー光には、ダイオードレーザー、アレキサンドライトレーザー、ヤグレーザーなどの種類があります。

脱毛の用語集【わ行】

脱毛の用語集【わ行】

ワキガ

腋から不快な匂いが生じてしまう状態で、正式には腋臭症(えきしゅうしょう)といいます。
アポクリン汗腺が活発に働くことで、そこから分泌される汗が原因となり悪臭を放ちます。
軽いワキガの場合、わき毛の脱毛をすると症状が改善することがあります。

ワックス脱毛

脱毛専用のワックスを溶かして肌に塗り、ムダ毛を固めて毛根から引き抜く脱毛方法です。
ワックスにはミツロウやパラフィンなどの固形油が配合されていることが多く、ジェル状のものやシート状になっているものもあります。
市販の脱毛ワックスを使って自己処理するか、エステサロンでもワックスを使った施術を行っているところがあります。
ソフトワックスやハードワックス、水性ワックスや油性ワックスなど、さまざまな種類があります。
広範囲を一度に処理できますが、強い痛みを伴います。

ワンショット

部分的に施術を受けたいとき、1回分の照射料金で施術を受けられるサロンもあります。
多くの場合、脱毛完了時のみ使えるというケースがほとんどのようです。